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妊娠中、産後の手の痺れ

これは女性の方限定ですが、妊娠の後期や出産後に手の痺れを訴える方がいらっしゃいます。

寝ている間に手の痺れを感じて目を覚ましたり、あるいは症状が酷い方ですと、物を握るのが辛いほどの痛みを伴った痺れを感じるケースもあるそうです。

これは、手の痺れとしては代表的な

手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)

という病気で、手首の中を走っている正中神経(せいちゅうしんけい)≠ニいう神経が、圧迫される事によって、手の痺れを感じる病気になります。

手根管症候群は、別に女性限定の病気≠ニいうわけでなく、だれでも発症する可能性のある病気ですが、妊娠後期や出産後の女性には起こりやすい病気です。

手根管症候群の原因は、まだハッキリわからない場合が多いのですが、妊娠後期や出産後の女性の場合には、

妊娠中、あるいは産後のむくみ ( ̄〜 ̄;)

が原因だという事がわかっています。

妊娠後期になると、お腹の中の赤ちゃんに対して、栄養を与える為に血管が拡張し、血管を巡る血液の水分も多くなる為、全身にむくみ≠ェ出る女性が増えますが、そうして体の中の血管が膨らむ事によって、手首の中を走っている正中神経を圧迫してしまうようです。

また、出産後も赤ちゃんに母乳を与える為に、お母さんは栄養と水分を確保する為に、体内の水分を多めにキープする状態が続き、からだがむくんで、結果的に手根管症候群の症状が顕れると考えられています。

妊娠中、あるいは産後の手根管症候群は、むくみが納まれば、自然に完治する事が多いので、それほど心配することはありませんが、症状が重く日常生活に支障があるようでしたら、投薬やマッサージなどの治療を受けましょう。

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